カロリーゼロ!焼き鳥の作り方



みなさまお疲れ様です。

アドベントカレンダー2日目です。

肉も油も使わないヘルシーな焼き鳥の作り方をご紹介いたします。

(途中ただの解説になっちゃいました。)


1.モデリング(形作り)



まず焼き鳥を用意します。出オチではありません。

写真を撮りましょう。参考画像として使用します。

タレがついているタイプの焼き鳥は今すぐに洗い流して水気をしっかりと取ってから撮影してください。


Mayaを起動し、前と横からの画像を読み込みます。

球体をシルエットに合わせて変形させ、ベースの3Dモデルを作ります。

ベースの3Dモデルをいったん書き出し、ZBrushに読み込んでもう少し作りこみます。

写真だけでなく実物をよく観察しながら形を合わせます。


2.テクスチャリング(質感付け)

作りこんだ3Dモデルと撮影した写真をSubstancePainterに読み込みます。

角度によって使う写真を変えながら色をペイントしていきます。

CG上で質感を表現するためにカラーテクスチャ(色の画像)以外にも

反射のムラを表現するラフネステクスチャや

細かな凹凸を表現するバンプ(ハイト)テクスチャなどいろいろあります。

いずれもグレースケール(白黒)のテクスチャで黒いほど反射がつるつるに白いほど反射がさらさらに....などというように反射の強さや粗さ、凹や凸をパラメーターで制御するのではなく白黒の度合いで制御するものになります。

SubstancePainterを使うとリアルタイムで結果を確認しながら質感の調整を行い、各種テクスチャを作成することができます。

3D上にペイントしたものはUVというデータをもとに下の画像ように2Dの画像(テクスチャー)に置き換えられます。

↑これらのテクスチャをMayaに読み込んで質感の最終調整

テクスチャのみの質感(↓の左)にSSS(光の透け)を加え、最後にタレをつけます。

肉の3Dモデルを複製し、半透明な質感をつけて上に重ねるとタレっぽくなります(↑右から2番目のやつ)


3.シーンのセッティング

全体像はこんな感じです。

コンロなどは最低限の形状のみモデリングし、質感でごまかしましょう。


火の表現のために6つほどライトを置きます。

色温度は2000Kに設定しました。

ライトの形状を隠すように木炭っぽいものを配置します。

木炭っぽいものは3Dスキャンで作成されたデータを販売しているサイトから購入したものです。

こういった素材を活用して上手くさぼりましょう。

主役を並べます。

四本くらいなら回転と移動でうまいことやれば全部同じ3Dモデルでもばれません。

画像として書き出すレンダリングをします。

今回はRedshiftというレンダリングソフトを使いました。


4.仕上げ

レンダリングが終わったら完成!ではなく、少し手を加えます。

↑レンダリングほやほやの画像です。


Photoshopで湯気とか色補正を加えて完成です!↓。

https://www.artstation.com/artwork/2xq3Yg


ありがとうございました。

おしまいです。


質問等はこちらまで→ @passo1031 中川祐

Plus9_4_dhuadv

0コメント

  • 1000 / 1000